ご利用者宅に訪問してサポートする時間は、３０分、１時間、１時間半の３パターン。ご利用者の病状によってサービス提供時間は異なりますが、時間内はご利用者と１対１でじっくり向き合うことができます。病院では知ることのできないご利用者の生活を身近に感じながら、お話を聞いたり、処置をする中で、「どうすればご利用者にとって一番良いのか」を第一に考えられることが、一番のやりがいです。

人工呼吸器をつけたお子様から、自宅療養中のご高齢の方まで、年齢も状況も様々。分からないことは先輩たちに聞いたり、自分で勉強したり、ご家族と相談し合いながら、ご利用者に対してできることを考えていきます。病院とは違った環境で取り組めるこのお仕事は大変な面もあるけれどとても楽しいです。

リリーズには、ケアマネージャー、ヘルパー、介護士、看護師が揃っています。そして、それぞれの専門スタッフが、一人のご利用者の為に何がベストかを一緒に考える会社です。モットーは「ご利用者第一」。各スタッフが垣根を越えて情報共有しながら、チーム全体でご利用者をサポートしている一体感があります。今まで知らなかった介護の知識も自然と増え、それが看護にも活きてきます。

訪問看護は１人で行う仕事ですが、周りに経験豊富なスタッフがいるので、いつでも何でも相談できます。一人のご利用者に複数の看護師が訪問するので、お互いに情報交換もでき、刺激や勉強になることが多いので、自分の成長を実感できます。

病院では退院が目標ですが、訪問看護には退院がありません。
ご利用者がご家族と家で少しでも健康的に過ごせるお手伝いすることが大きな仕事です。
「住み慣れた家で最期まで生活できて良かった」「穏やかな気持ちで、家族と一緒に過ごせて良かった」、ご本人やご家族から感謝の言葉をいただくと、「あぁ、この仕事をやってて良かった」と思います。

ご利用者が治療に積極的でなかったりするなど、苦労することもあります。チーム全体で対応を考え、誠意を込めてお付き合いさせていただく中で、最終的にはご本人もご家族も納得する療養生活のサポートができた時は、大きなやりがいを感じます。